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オンライン表彰式を知る1 〜オンライン表彰式のメリットとデメリット〜

2020年、突如流行した新型コロナウイルスの影響で様々なモノやコトのオンライン化が進みました。

表彰式についても例外なくオンライン化する企業様が増えました。

とは言うものの、コロナウイルスという外的原因により、オンライン表彰式にならざるを得なかった方やオンラインに移行出来ずに表彰トロフィーの贈呈のみとした方も多いと思います。

そう言った意味では、表彰ご担当者様にとっては選択を迫られる1年だったのではないでしょうか。

そして、今後コロナウイルスが落ち着いた時に、”従来のリアル表彰式に戻す”か”オンライン表彰式を行う”かの選択肢に迫られることが予想されます。


そこで、今回は会場実施の”従来のリアル表彰式”と比べた時の”オンライン表彰式”のメリットやデメリットを挙げてみます。


まず、開催者側にとってのオンライン表彰式のメリットは、

☆表彰式を行う会場を手配する手間と費用が格段に抑えられることです。

一方、参加者側のメリットは、表彰式の会場まで移動して参加する必要がなくなるため、

☆スケジュール調整が楽になることや費用負担が軽くなることになります。


例えば、弊社には毎年、国際的コンテストの表彰式を東京の一流ホテルで開催されていたお客様がいます。

そのお客様は、前年まで300人ほど収容できる会場を半年以上前から確保し、内装や機材の設備を用意し、更に海外から受賞者やゲストを招待し、盛大な表彰式を開催していました。

ただ、オンラインによる表彰式を行うことになり、会場を抑える手間、設備の準備、ゲストの招待費用に関しては、随分とリーズナブルに収まったようです。

そして、その余りのご予算を表彰記念品やノベルティーの数に回したようです。


一方で、会場実施の表彰式と比べて、オンライン表彰式のデメリットは何かというと、

★参加者が盛況感や没入感、そして一体感を得辛いことだと思います。


これは、オンラインの場合、状況を理解したり、情報を得たりするために使う感覚器官が視覚と聴覚に限られることに関係します。

なぜならば、実際の会場であれば、視覚と聴覚以外の感覚も使って、その場の情報を集め、臨場感やその場の雰囲気を感じ掴み、それを周囲の人と共有し合うことで、一体感を得たりすることが出来るからです。

例えば、会場に重厚なレッドカーペットが敷いてあれば、その上を歩くことで得られる体感は、リアルだからこそ味わえる良さです。

また、賞状やトロフィーを授与する際の音楽や拍手喝采は、実際の会場に居れば肌感覚で伝わって来るものですし、

仲間や上司からの祝福の声、握手、ハイタッチなども、その場にいるからこそ、周囲と一緒に盛り上がることが出来るのです。

更には、コンサート、演劇、講演会などを例にとっても、やはり実際に会場にいる臨場感没入感そして雰囲気の共有感は、オンラインで得られるものとは段違いです。


その他に、”従来のリアル表彰式”と”オンライン表彰式”の大きな違いが、時間です。

リアル表彰式のプログラムは2~3時間ほどの長さが通常ですが、オンライン表彰式はそうはいきません。

なぜならば、一般的に人間が集中して映像を見ていられる時間は、20分くらいと言われているからです。

そのため、オンライン表彰式の課題としては、いかに参加者の集中力を保つかが挙げられます。


このように、

“従来のリアル表彰式”と”オンライン表彰式”を開催する上では、勝手が違う部分がいくつかあります。

その意味では、リアル表彰式のノウハウを単にオンライン表彰式に使うのではなく、オンラインならではの企画や工夫が必要になってくるのです。


ぜひメリットやデメリットを参考に自社に合った新しい表彰式を作って頂ければと存じます。


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